# 介護

田舎親の「介護」に振り回されそうになった40代サラリーマンの「意外な決断」

断ることが優しさになる
太田 差惠子 プロフィール

親から「同居してくれ」と泣きつかれたら

トオルさんの両親(70代後半)は北陸地方の実家で2人暮らしです。

コロナが始まる前までは、夫婦で各地を旅行し、アクティブにシニアライフを楽しんでいるようでした。そして「お前たちの世話にはならないから心配するな。もし介護が必要になったら施設に入る」とたびたび言っていました。

3歳下の妹も北海道で生活しておりなかなか実家に行けません。「うちの親は自立してくれているから、ありがたい、助かった」と安心していました。

ところが、です。元気だったはずの母親がふらっと自宅を出ていき、迷子になるようになります。交番で保護されることもたびたび起こりました。

「父親から電話で知らされて、ギョッとしました。いつもかくしゃくとしていた父が、おろおろしているんですよ」とトオルさん。

交番の世話になることも… photo/iStock
 

“地域包括支援センター”という介護の相談窓口があることをネットで調べ、トオルさんは父親に行ってみるように指示しました。

しかし、「僕一人で行くのか。何て言えばいいんだ?その前に母さんを病院に連れていかなくていいのか?」と父親はパニックを起こして、らちが明きません。

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