親孝行って、なんだ…? photo/iStock
# 介護

田舎親の「介護」に振り回されそうになった40代サラリーマンの「意外な決断」

断ることが優しさになる

いくら年をとっても「子どもの世話にはならない」と話す人は多い。しかし、言葉とは裏腹にいざ介護が必要になると頼って「同居」要請してくる親もいる。子供は放っておくこともできないが、『子どもに迷惑をかけない・かけられない! 60代からの介護・お金・暮らし』著者の太田差惠子氏は田舎の親に振り回されるべきではないと言う。いったいなぜか――。

子どもの悩みは深い photo/iStock
 

「いずれ施設に入る」が口癖だった父親

私は90年代から介護の現場を取材し、そのリアルな現実や有益な情報を執筆や講演、NPO活動を通して紹介しています。介護保険ができたことにより、「サービスを利用する」ことは当たり前となりました。とはいえ、いまもこうした介護サービスを拒絶する人は少なくはありません。

「ヘルパーが家に来たら、疲れる」「デイサービスなんて年寄りのいくところ」「施設なんかには入らない」……。

こうした親の反応を受けて頭を抱えるしかないのは子どもたちです。親を放っておくこともできず、子どもたちの負担は深刻なほど増してしまいます。

今回、紹介する東京在住のトオルさん(仮名、40代後半)も親からの施設入居拒否を受けました。それどころか、父親から「同居して欲しい」と懇願されたのです。

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