シン・ゴジラ超え!?の大ヒット中

1995年に放映されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』から約25年、シリーズの完結編となる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll』が絶賛公開中です。
映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、2021年3月8日の公開から484万人を動員、興行収入は74億2000万円に到達しました(4月12日時点)。
同じく庵野秀明総監督による『シン・ゴジラ』の興行収入82億円を超えるかどうか注目が集まっています。

すき家、なか卯など飲食チェーン5社とのコラボメニューや、東京スカイツリーなど全国各地でイベントも開催中。今やどこもかしこもエヴァだらけ。
この状況は、エヴァンゲリオンを一度も観たことがなければ、「たかがアニメ作品が、なぜこんなにも世間で騒ぎ立てられているのか」と、理解に苦しむ人も少なくないのではと思います。

エヴァンゲリオンの新幹線も! Photo by Getty Images
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エヴァンゲリオンがこの25年間で我々に与えてくれたのは、単にアニメ作品を「観る」という体験だけではありませんでした。 
それは「観る」ことを終えた後に「考える」という時間だったり、誰かと「語り合う」ことであったり、そしてエヴァンゲリオンを象徴する「待つ」という体験であったり。

これら、アニメを「観る」という行為に付随する数々の特別な体験こそがエヴァンゲリオンの真髄。
そして、完結編の映画が上映されている今こそが、エヴァンゲリオンという現象の中にいられる最後のチャンスとなっているのです。

今回は、エヴァンゲリオンとは何だったのか、僕らに何を与え、何をもたらしてくれたのかを振り返ります。