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私が「美しい」と思われる時代は来るのか?“褐色肌、金髪、青い眼”のモデルが問う

私は「時代の比喩」になりたい

私の名前は、シャララジマ。

私は色白でアンニュイでもなければ、身長も圧倒的な細さもない。あるのは「コンセプト」だけだ。

ジェンダーレスなビジュアルが当たり前になってきた時代に、私は褐色の肌に、金髪、青い眼というような容姿で、人種のボーダレスを表現したビジュアルでモデル活動をしている。ジェンダーレスと同じくらい、人種のボーダレスもこの先進的な時代には重要な軸になってくるものだと思っている。

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私のルーツは西洋でも、東洋とも呼ばれない間のインド系(正確にはバングラデシュ)だが、私はインド人も美しい、私の人種的な側面に美的価値を生みたいとは思っていない。自分の生まれたままの容姿で何かをするなら私はモデル活動を選ばない。

では、なぜこの活動をしているのか。それは、白人よりも黒人、何人よりも何人という人種の美の優劣、その流行から解放されるような未来のためだ。決して特定の人種の美しさを提示したいわけではない。この容姿を意味を込めて作って、世に広める必要がいま私たちが生きる現代にはあると信じている。

イメージを表現することは私にとって楽なことではなかった。このような自分にとって不得意なことをしていくのもそうだし、そもそも私自体がコンセプトであるため、そのための技術を学んで、コンセプトを変えないラインで追いつける限りの努力をした。

その過程で必然的に魅力についてよく考えるようになった。私はそのままでは美しくなかったから。より正確には、そのままで美しいかどうかを誰も図る基準を持っていなかったため、私が美しいとされた世界をまだ知らなかったからだ。これからそうした世界がやって来ると信じて動いた。

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