女性看護師の「胸とホクロ」から目が離せない…僕が経験した「注意障害」の話

発達障害=「無理ゲー世界」体験記・1
鈴木 大介 プロフィール

マジか……。

ADHDでもASDでも、発達障害全般に通底していると言われている注意機能の障害について、定形発達脳の皆さんはどのように考えているだろうか?

その機能を損なうことで僕が知ったのは、ひとにとっての注意機能とは、自身の内外にあふれる言葉、文字、光、音、動くもの、記憶、感情等々、あらゆる情報の中から「何を取り入れて処理するのか、何を無視するのかを適宜コントロールする」機能だったということだ。

そして、注意障害によってそのコントロールがでたらめになった僕は、主に

1. 要らん情報が入ってくる系
2. 注意が接着剤でくっつく系
3. 全部の情報が入ってくる系

という、3つの不自由に大きく混乱することとなった(僕は専門家の先生じゃないので、専門用語は使いません)。

ちなみにこの乳とホクロの凝視と、それを自分でコントロールできない症状は、1と2のあわせ技だ。

 

超協力接着剤「ゴリラグルー」

そもそも本来病棟を歩く僕の脳が注意(外界から取り入れ処理)すべきは、目的地である自販機まで院内の通路を問題なく進むために向かってくる人を見てぶつからないよう歩くとか、正しいルートを歩いているか院内の案内や景色を確認するとか、廊下の継ぎ目でつまづかないように気をつけることだったはず。

ところが注意障害もちとなった僕の脳は、そうした必要な情報以外の巨乳とホクロという「要らん視覚情報」を選択的に処理(見る)しようとし、しかも一度向けた注意が釘付けになってしまったのだ。

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