女性看護師の「胸とホクロ」から目が離せない…僕が経験した「注意障害」の話

発達障害=「無理ゲー世界」体験記・1
鈴木 大介 プロフィール
◎ 注意障害
◎ 記憶障害(作業記憶=ワーキングメモリの低下)
◎ 易疲労(神経疲労しやすい)
◎ 遂行機能障害(作業の手順を考えたり、複雑な作業を最後まで遂行できない)
◎ マルチタスクの困難(実行機能障害・いくつかの作業を並行してやれなかったり、ひとつの作業を途中でやめられずに固執してしまう)
○ 脳の情報処理速度(思考速度)の低下
○ 光や音に対する感覚過敏
○ 覚醒度の低下(急性期のみ)
× 半側空間無視
× 構成失行
× 感情失禁・易怒(感情の脱抑制)

そう。ちょっと発達障害の知識がある方なら、注意障害、低いワーキングメモリ、マルチタスク、遂行機能障害といった用語の時点で、発達障害領域との重複があることに気づいたのではないかと思う。

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実際にどんなシーンで障害(不可能なこと)が現れるかは、先天である発達障害か後天である高次脳機能障害かで差異が出るが、脳の情報処理機能に問題が起きている点では、ほぼ同一に近いと考えてよいと思う。

そんなことが言えるのは、僕自身が高次脳機能障害の当事者になる前から、仕事の中である程度発達障害についての予備知識を得てきたつもりだったからなのだが……。

まるで「異世界」のような感覚

聞いてねえよ! それが、実際に当事者になって僕の思った最初の感想だ。

前述したように、僕自身は以前から発達障害についての予備知識があったつもりだった。けれど、それは本当に「つもり」に過ぎなかったことを、当事者になって思い知ることとなったのだった。

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