年間600食以上のカレーを食べ、「マツコの知らない世界」にも出演し、本格的なインド料理から、おうちカレーやレトルトカレーまで、カレーに関することなら何でも知っているカレー研究家のスパイシー丸山さん。前回の記事(年間600食!カレー研究家イチオシ「無印良品」の「レトルトカレー」10選 )では、無印良品のおすすめレトルトカレーを教えていただき、多くの反響がありました。

今回は、実は使えるダイソーのスパイスについて。ちょっとハードルが高いように感じるスパイスも、100円なら気軽に挑戦できます。手軽にできるのに本格的な味わいのカレーや副菜のレシピも紹介していただきました。

まずは基本の「スパイス5種」をおさえよう

カレー店の食べ歩きやカレー製品の食べ比べだけでなく、自宅でのカレーを作りも日々のルーティーン! 年間600食ペースでカレーを食べ続けるカレー研究家のスパイシー丸山です。

スパイスからのカレー作り。スパイスカレーブームの流れを受けて少しずつ人気が高まってきていますが、スパイスを扱うハードルの高さから諦めてしまう人もけっこう多いようなんですよね。

そんなスパイスカレー作り未挑戦のみなさんに、私が強く提案したいのが100円ショップ「ダイソー」に売っているスパイスで作る「100均スパイスカレー」! 書くまでもないですが安いですし、100均アイテムだと失敗しても「ま、いっか」と思えるので、気軽な気持ちでトライしやすいんです。

もちろんダイソーの品揃えは完璧ではないです。カレー作りには欠かせないスパイスが置かれていなかったりするのですが、そこは研究家としての腕の見せどころ。ダイソーに売っているスパイスのみでお店レベルのめちゃくちゃ美味しいカレーに仕上げていきたいと思います!

作る前にスパイスの紹介から。今回のレシピで使うスパイスを解説していきましょう。

写真提供/スパイシー丸山
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ガラムマサラ

写真提供/スパイシー丸山
100均スパイスカレーの軸になるスパイスです。数種類のスパイスがブレンドされたMIXスパイスのことで、最後に仕上げとして加えることが多いです。丸山式100均スパイスカレーでは、そんな仕上げスパイスをあえてメインアイテムとして使っていきます。注意点が1つ。それは辛味のないガラムマサラを使うことです。ダイソーのガラムマサラなら問題ありませんが、価格が高めのガラムマサラには辛味入りの商品がけっこうあるんですよね。そうなると今回のレシピでは辛く仕上がってしまいます。見分けるポイントは原料に唐辛子が入っているかどうかなのでラベルの原材料をチェックしてみて下さい。

クミン

写真提供/スパイシー丸山
カレー作りには欠かせないスパイスで、スパイスの中でもカレーらしい香りがする重要な存在。クミンの香りが好きな人はレシピよりもちょっと多めに入れてもOKですよ。消化を助けたり、お通じを良くしたりするとも言われているのでカレーで美味しく摂取していきたいですね。

ターメリック

写真提供/スパイシー丸山
ほのかに広がる甘い香りは野菜との相性が抜群。カレーでの存在感は控えめですが、パウダースパイスの総量が増えるのでトロミ付けとしても一役買っているのでした。ちなみにカレーの黄色いシミの正体はターメリックに含まれるクルクミン。紫外線に当たると分解される性質があるので、カレーシミが付いた時は軽く汚れを落とし、あとは天日干しをするだけでキレイに落ちてくれます。1回で落ちない場合は2、3回繰り返すとほぼ必ず落ちますよー。

シナモン

写真提供/スパイシー丸山
お菓子作りに使うイメージがありますが、インド料理では頻繁に使われるスパイス。日本で食べられているルータイプのカレーにも入っています。少量加えることでカレーの香りに華やかなアクセントが加わりますよ。
シナモンは肌の毛細血管を丈夫にしてくれると言われ、シミやシワなどの予防にも効果的なアンチエイジングスパイス。カレーに加えてツヤツヤな肌を手に入れていきたいですね。

一味唐辛子

写真提供/スパイシー丸山
インド料理の辛味付けで使うレッドペッパー(チリペッパー)は唐辛子を細かくパウダーにしたもの。日本で使われている一味唐辛子は唐辛子を粗くパウダーにしただけなので同じものになります。100均スパイスカレーではレッドペッパーを一味唐辛子で代用します。