眞子さまの結婚問題、小室圭さん“ツッコミどころ満載”の文書が与える「想像以上の逆効果」

片田 珠美 プロフィール

プライドの高さと自己愛の強さ

それでは、なぜ小室さんはこの文書を出したのか。

もちろん、「結婚に対する思いに変わりはありません」と述べているように結婚への強い意志を表明するためなのだろうが、それだけではない。

「一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありました」という言葉からは、自分の名誉を傷つけられたことに対する激しい怒りがうかがえる。それだけプライドが高く、自己愛が強いのではないだろうか。

 

小室さんが人一倍強い自己愛の持ち主であることは、さまざまなエピソードに表れている。このように自己愛が強い最大の原因は、母の佳代さんから投影された自己愛だろう。

もちろん、自己愛は誰にでもあるのだが、小室さんの場合「悪性のナルシシズム」が強そうに見える。「悪性のナルシシズム」とは、アメリカの精神分析家、エーリッヒ・フロムが『悪について』で指摘した、ある種の病的ナルシシズムである。

「悪性のナルシシズム」が厄介な原因として、フロムは「良性のものに見られる補正要素が欠けている」ことを挙げている。

そのため、目の前の現実ときちんと向き合うことも、周囲の認識とのズレに気づくことも、必要に応じて軌道修正することもできず、どんどん現実から遊離していく。

金銭トラブルをめぐる元婚約者との認識の食い違いや国民からの批判に対する対応を見ていると、小室さんはかなりズレており、まさに「悪性のナルシシズム」の持ち主だと痛感する。

「悪性のナルシシズム」の持ち主が現実からズレていくのは、自分のあやまちを認めようとせず、罪悪感や自責の念に耐えることを徹底的に拒否するからだ。平たくいえば、自分が悪いとは決して思いたくないわけで、それが自己正当化という形で表面化する。

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