家計にやさしいハーバード大学

ハーバード大学のウェブサイト(https://college.harvard.edu/)をチェックしてみましょう。そこには「Financial Aid(資金援助)」のページが用意されています。ここを開くと「Net Price Calculator」という家庭の年収に応じて返済不要の奨学金がいくらもらえるか計算するページが出てきます。

「Family Infomatin(家族情報)」として、居住地、家族の人数、大学生の子どもの数を入力。さらに「Income Infomation(収入情報)」として、親の年収を入力します。そうすると、ハーバード大学1年間の学費の内訳(奨学金・親の支払い額)が自動的に算出されるのです。
日本人の平均年収は436万円(令和2年・国税庁の調査により)と言われています。高校3年生の子どもを持つ親はそこそこ年齢が高くなるため、ある程度の収入がある、あるいは父母ふたり共に収入があると想定し、試しに「居住地はアジア、4人家族、大学生は1人、年収600万円($55,555)」と入力してみます。

さて、結果は……。

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なんと、年収600万円の家庭の場合、「Estimated Scholarship(推定される奨学金)」は、$77,728(840万円)にもおよび、この奨学金は給付型なので返済不要です。「Your Cost(1年間の学費〜授業料・寮費・朝夕食費・保険などすべて〜のうち家庭で支払うべき金額)」は、たったの$3,500(37万8000円)。しかもこれは「Student Term-Time Work(学生のアルバイト)」でまかなうことができます。アルバイトは、寮の清掃やカレッジガイダンスなど学内でできるものを大学が斡旋してくれるので、せっかく学業に打ち込みたい学生がアルバイト探しや仕事に時間を取られる、ということがありません。「Cost to Parent(親の支出)」にいたってはゼロになる、というわけです。

そもそも「あなたの家族の年収が700万円以下ならば、何も払わなくていい」と明記されています。さらには年収$150,000(1620万円)までの家庭は、学費の0%から10%を支払えばあとは奨学金でまかなえるシステムになっています。もちろんこれ以上の収入があっても奨学金は得られます。試しにご家庭の年収を入れて、もしもお子さんがハーバードに入るとしたら、どれくらいの奨学金がもらえるか計算してみてください。

https://college.harvard.edu/financial-aid/net-price-calculator