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「夫婦の財布」は別にする?一緒にする?家計の赤字を防ぐための「正解」

夫婦は「共同経営者」と心得よ
家を買うなら新築か中古か? 運用するなら株か投資信託か? 重視するのは教育費か老後資産か……? 今さら聞けない「お金の疑問」に答えてくれるのは、最新刊『○×でわかるお金の正解』を出版した家計再生コンサルタントの横山光昭氏だ。共働きの多い昨今、増えているのが「夫婦別財布」だ。一見、合理的のように思えるが、横山氏によれば赤字家計のもとになるという。その理由を解説していただいた。

共働き夫婦に多い「落とし穴」

共働き夫婦に多いのが「夫婦別財布」。自立した大人同士、相手の収入や支出額、使い道に口を出さないというスタイルですね。ですが、これが家計の落とし穴となることがあるのです。

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特に、子どもが生まれたり、家や車購入のためローンを組んだりするタイミングには必ず「夫婦共同財布」に移行していただきたいと思います。なぜなら、相手が貯金しているだろうと思い込んで散財したり、いつまでも独身気分で趣味や買い物につぎ込んだり、とデメリットが多いからです。

実際、高収入にもかかわらず夫が趣味のバイクにお金をつぎ込んでしまうため、妻の収入を生活費や子どもの教育費にあてることとなり、結局貯金ができないケースもありました。

夫婦は子どもを育てる、家を買うなど1人ではなしえないことに共に取り組む共同経営者のようなものです。住居費は夫、食費は妻というように役割を決めても、結局は「自分の担当分」以外の支出には無責任になりがち。生活に関わる支出は2人で財布を共有するのがベストです。

 

夫婦で支出状況を話し合い、共通理解ができると、効率の良い支出ができるようになり、貯金も増えていきます。

どちらがおこづかいが多いか、どちらのほうがムダづかいをしているか、といった観点ではなく、2人ががんばって働いて得た収入を最高の形で活用するという観点に重きを置いてほしいと思います。いわゆる一馬力よりも二馬力のほうがずっとパワフルで大きな目標を達成できますから。

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