知的好奇心をくすぐるイエローのタイトル

モルカーのタイトルのイエローは、明るく輝く太陽の色、愉快で楽観的、見る人に喜びや希望を与えます。視聴者に、これから楽しいお話が始まりますよ!と語りかけているのです。光を象徴するイエローは、自分を知る色という意味もあります。暗闇に光が差し込むと、そこに何があるのか見えます。新しい情報を得て、知識を吸収することによって、物事を明晰に見ることができるようになっていきます。

モルカーは、3分に満たない短いストーリーの中に、映画や音楽などのオマージュが詰め込んであります。勇敢なポテト(ニンジンが好き)、臆病なシロモ(レタスが好き)、トラブルメーカーのテディ(なんでも食べる)など、キャラクターの個性も丁寧に描かれています。

『PUI PUI モルカー』

“リアタイ”という言葉が象徴するように、テレビ番組やネット配信をリアルタイムで視聴することは、特別なことになっています。テレビ番組や映画は、録画や配信で見るのが当たり前。1.5倍速でスキップしながら見る人が増えています。

モルカーは、各話放送後1週間の限定で、YouTubeで配信されていました。SNSの投稿を見て、自分が気づかなかった部分をYouTubeで見て、作品の解釈を深めるという独特の視聴スタイルが広がりました。SNSにさまざまなファンアートが投稿されたのも、この作品の特徴で、イラスト、ニードルフェルト、動画などのクリエイターたちも大いに刺激されたのではないでしょうか。