中国「サッカーバブル」ついに終焉か…? “金満経営”が崩れていった“深刻すぎる”ワケ

「王者不在」の“異常事態”に
元川 悦子 プロフィール

アジアの「起爆剤」が失われる…?

応記者も強調するようにCSLがこのまま衰退してしまったら、中国サッカーは下降線を辿り、さらにはアジアサッカー全体にもマイナス影響が出かねない。

3月30日の2022年ワールドカップ・アジア2次予選で日本代表がモンゴル代表を14対0で粉砕したように、アジア域内の実力格差は依然として大きい。巨額マネーでのし上がってきた中国クラブの存在は格差縮小の切り札になる可能性があった。

彼らが世界のスーパースターを買い漁り、ACLに出てくることで、日本や韓国、サウジアラビアやイランにとっては刺激になり、中国代表強化にも少なからずプラスに働いていた。その動きが止まることになれば、アジアを引き上げる起爆剤が失われることにもつながる。

チャイナマネー自体が失われたわけではないからこそ、中国サッカー界は踏みとどまらなければいけない。まさに今が正念場だ。

 
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