なんでも食べると思われがちな3つの理由

1.生物が多様で、食材が豊富

国土が広く、物理的多様性に富んでいるので、生物も多様。地球上の10%の植物と、14%の動物の種類が存在しているとも言われているので、料理の食材がとても豊富なのです。

2.飢饉の中から生み出した多種多様な食文化

長い歴史の中で、多くの自然災害に見舞われた中国。莫大な人口を抱えているので、資源がいくら豊富でも、災害が発生した時にはとても足りませんでした。飢饉の中で、これまで口にしたことのない生物や植物を摂食することで、どうにか生き延びようとしていた事が由来で、多くの「食の可能性」を生み出してきたそうです。

3.宗教関係の食に関する制限が少ない

中国では無宗教の人が人口の約73%(2014年調べ)も占めており、国際的に見ても、国民の信仰比率がかなり低い国の一つであります。イスラム教の「ハラール」や、ユダヤ法の「コーシェル」などのような、信仰による食の制限がとても少ない国でもあるので、諸外国から見ると、中国人と言えば「なんでも食べる摩訶不思議な人たち」と言った印象になるのではないでしょうか。

氷水なんていらない!白湯を一杯!!

中国では、「多喝热水(白湯を飲んでね)」という言葉を、よく耳にします。生理痛になった時は、彼氏や彼女が、「多喝热水」と声をかけてくれます。風邪になった時は、親が白湯いっぱいのポットを準備してくれます。テストで失敗して落ち込んでいる時も、友がそっと、白湯を差し出してくれます。

漫画/かいし
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そのくらい中国人は「白湯でなんでも治る」と信じており、白湯から離れたら生活ができません。私も長く中国に住んでから日本へ旅行に行った際には、なぜあんなに冷たい飲み物が飲食店で出されるのか、若干違和感を抱いたほどです。

中国人がこれほど白湯に執着する理由は、一体なんなのでしょうか…?

実は、白湯を飲む習慣は何千年も前から存在する文化ではありません。70年ほど前に多くの人が川の汚れた水を飲んで体を壊し、さらにコレラまで流行したので、当時の衛生部門が「愛国衛生運動」(つまり、冷たい水を飲むのをやめて、白湯を飲む習慣を身につけよう!といった運動)を始め、大人から子供まで、アツい「白湯教育」が実施されたのです。なので、今でも中国国民の心の中では、白湯=健康といった印象づけがあるのです。

しかし、65度以上の飲み物を飲み続けると、食道癌のリスクが高まる恐れがあるので、温度には十分気をつけてくださいね!