かいしさんは日本育ちの中国人。ペルーに留学し、ドミニカ共和国での駐在生活を経て、現在は北京で暮らしています。様々な国で暮らしたがゆえに悩んだ「自分のアイデンティティ」や日々の暮らしで感じる「ジェンダーについて」、かいしさんから見た「中国事情」などを綴ったインスタグラムが人気を集め、現在フォロワーは7万人。

今回は、なぜ中国人は本当になんでも食べるのか? なぜトイレットペーパーがないのか? など…、日本育ちで北京在住のかいしさんから見た「中国人あるある」シリーズ第3弾をお届けします。

本当に「中国人だけ」がなんでも食べるの?

ペルーへ留学していた大学生の頃、現地の学生によく聞かれた、とても印象深い質問があります。彼らは眉間にシワを寄せながら、攻め気味な表情で私に迫って来て、必ず似たようなことを聞くのです。

「中国人って、犬食べるの!? それってどうなの?」「あなたたち中国人って、なんでも食べるんでしょ?」

その質問をされるたびに、わたしは正直困っていました。どんな答えが、はたして正解なのだろうか…? 中国では、確かに犬を料理にする地域が存在しているのですが、それは一部少数の文化であり、決して大衆的なものではありません。とはいえ、地元の北京でも、スーパーのお菓子コーナーに「鳥の足の漬け物」が売られていたり、鴨の血が火鍋の中にあたりまえのように投下されたり、たしかに食文化が異彩を放っているのは間違いないのです…。

漫画/かいし
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私にとって、彼らの国、ペルーで料理として出される「モルモットの丸焼き」「生ガエルジュース」の方が、なかなか衝撃的でした…(よっぽど好奇心が強くない限り、写真の検索はおすすめしません)! よく考えれば、メキシコでもテキーラに虫を入れるし、北欧では激臭を放つ魚の缶詰も売られています。

なぜ「中国だけ」が、「なんでも食べる」と揶揄されているのでしょうか。留学時代に出せなかった答えを、改めて考えてみました。