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「物言う株主からの逃避」の東芝買収話がそれでも先行き不透明な理由

これを機に日本の原発政策を明確化せよ

一年前から迷走中

英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが東芝に買収提案したことが4月7日明らかになった。

東芝は取締役会を開いて対応を協議。執行役による検討チームに加え、社外取締役も投資家保護の観点から提案を検証するなど、結論を早急にまとめる方針だと伝えられている。

車谷暢昭・東芝社長 by Gettimages

CVCは株式公開買い付け(TOB)を検討しているとされ、他のファンドなどにも参加を呼び掛けるという。

CVCは4月6日の終値(3830円)を3割上回る1株5000円での買い取りを提案していると伝わったことから、7日は4350円まで上昇して引けた。

東芝は、昨年7月の定時株主総会で、筆頭株主で物言う株主(アクティビスト)として知られるエフィッシモ・キャピタル・マネジメントなど投資ファンドから、独自の取締役選任を求める株主提案を出された。議案は否決されたが、車谷暢昭社長の取締役選任議案への賛成は57%台にとどまった。

ところが、その総会で大株主らの議決権行使書1300通が無効扱いにされていたことが発覚。東芝は再集計したが、納得しないエフィッシモ側の要求で臨時株主総会が3月18日に開催された。

 

臨時総会では、7月の定時総会の運営が適正だったかどうか独立した第三者による調査を求める株主提案が出され、東芝経営陣の反対にもかかわらず、可決される異例の展開となっていた。

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