〔PHOTO〕iStock

「妻が財産を使い込んでいる…?」疑心暗鬼にかられた医師が受けた「巨大なしっぺ返し」

現在56歳の医師、中田弘樹さん(仮名、以下同)は、父親から複数の賃貸不動産と管理会社を相続しました。親戚の後押しもあり、その管理会社の運営を妻の彩香さんに任せたところ、事業は軌道に乗り始めました。

しかし驚いたことに、中田さんは妻のこの「成功」をやっかむようになります。父親の妹である叔母が、妻が男と飲み歩いているといった根も葉もないウワサを中田さんに吹き込んだこともあり、中田さんは徐々に妻への疑心暗鬼の念を募らせるようになりました…。

【前編】「妻の「裏切り不倫」を疑ったせいで、すべてを失った年収2000万医師の悲劇」はこちら

彩香さんが実際にやっていたこと

実は叔母が、彩香さんの悪口を言うのにも、わけがありました。

 

前にも書きましたが、中田さんが相続した土地は、父親が存命の時から叔母も共有名義になっており、相続後も父親の名義が中田さんに変わったものの、叔母の名義はそのままでした。これは、相続の専門家である私に言わせれば、最悪です。土地が共有名義になっている場合、将来的な建て替えや売却をしたいと思う時、共有者間の合意がなければ実施できません。ここでトラブルが起きる可能性が非常に高くなります。

さらに名義人が死亡して、相続が起きると、もめ事が複雑になる危険性も高いのです。彩香さんは、それを知っていました。そこで、将来、叔母が亡くなって相続が発生したときに備えて、「現物出資」という方法を使って、不動産名義を中田さん単独名義に変更していたのです。

〔PHOTO〕iStock
編集部からのお知らせ!

関連記事