ファッション誌『ViVi』の専属モデルとしてだけでなく、テレビ『王様のブランチ』レポーター、さらには自身のYouTubeチャンネルでの発信など、活躍の幅を広げる藤井サチさん。モデルとしてだけではなく、一社会人としてさまざまなことを感じ、学んでいるという彼女の「今」を率直に綴っていただくこの連載。

今回は、コミュニケーションがうまくできず人間関係に悩んだ幼少期から、自分の人生のために所属事務所を移籍した理由など、新しい環境に馴染むのが苦手だったサチさんが考える大切なことを綴っていただきましたーー

転校したい、と親に頼んだ小学生時代

こんにちは。藤井サチです。だんだんと暖かくなり、桜も咲き、心も軽やかになってきている方も多くなる時期。新生活と言うと新学年に進級したり、社会人として働くなど新しいステップを踏み出したり、人生の節目となることが多いかと思います。

人との新しい出会いもあって、その環境に馴染んでいけるよう模索したりもしますよね。今日は私が学生の頃に、新しい環境のなかで模索して気づいた“人生で大切だと思うこと”をシェアできたらなと思います。

私は小さい頃からものすごく人見知りで、人とうまくコミュニケーションが取れなくてとても内向的でした。そのため小学校の時には新学期に友達ができたと思っても、気づいたら交換日記の仲間に入れてもらえていなかったり、お誕生日会に呼んでもらえなかったり…と、あまり好かれていないように感じていました。

内向的だった小学生時代。写真/著者提供
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今考えると些細なことのようにも感じますが、当時は“私も仲間に混ざりたいのに...”
“どうしたら好いてもらえるんだろう...”
と毎日のように悩んでいました。

そうするとどうしても学校が楽しくなくなっていってしまったので、ある日、両親に“転校したい”と勇気を出して言ったのです。それに対する両親の返答は少し現実的。ですが後々の人生に影響する、ものすごく大事なことを教えてもらえることとなりました。

それは「環境のせいにばかりして自分が変わらない限り、環境を変えてもまた同じことが起こってしまうよ」ということです。

この言葉を聞いた当時の私は、“どうして誰も私のことを分かってくれないの!”と悲しくなりましたが、心のどこかに刺さっていたのか自然と行動が変わりました。“好かれようとする”のをやめたのです。