呪術廻戦アニメ公式サイトより ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

【ゼロからわかる】なぜ『呪術廻戦』はこの時代に“絶大な支持”を得るのか?

『呪術廻戦』(著:芥見下々)の勢いが、止まらない。2018年3月の「週刊少年ジャンプ」誌での連載開始当初から高い人気を誇ってきた印象だが、ここ最近の盛り上がりには畏怖の感情すら覚える。

TVアニメ化が発表された2019年11月の時点での発行部数は、250万部。その後2020年の10月にTVアニメが放送開始し、月末時点で1000万部を突破。12月末には1500万部、2021年1月末には2500万部、3月末には4000万部へと到達した(電子書籍を含む)。まさに驚異的なペースと言っていい。書店でも売り切れが続出し「完売しました」「お一人様1冊までとさせていただきます」などの張り紙を目にした方も多いだろう。

 

3月26日(27日深夜)にはTVアニメ第2クールの最終話(第24話『共犯』)が放送され、初の映画となる『劇場版 呪術廻戦 0』の制作も発表(今冬公開)。

興行収入80億円に迫る勢いで大ヒット中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』や、公開延期を乗り越えた『劇場版 名探偵コナン 緋色の弾丸』、3月27日に特報が公開され、終日Twitterのトレンド入りを果たした『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』などと共に、今年の目玉のアニメ映画となるのは間違いない。国内興収歴代1位の大記録を樹立し、いまだ数字を更新中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のように、爆発的なヒットが期待される。

このようなデータを見るにつけ、「アニメが人気に拍車をかけた」は間違いないが、それはこれまでのアニメ化作品にも言えること(ただもちろん、気鋭のアニメ制作スタジオ「MAPPA」による本作の映像表現は圧倒的にクオリティが高いため、十把一絡げに談じていいレベルではない)。

なぜここまでの社会現象になったのか、そこには様々な要因がある。本稿では、『呪術廻戦』自体の特異性にも触れつつ、「いま支持を得る理由」について考察していきたい。

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