「鬼滅」以上の可能性? 「呪術廻戦」が不況のファッション業界を救うかもしれないワケ

磯部 孝 プロフィール

アパレル業界でも「呪術ブーム」が

『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで連載中のダークファンタジー。2020年10月3日より放映されたTVアニメも人気で、ストーリー展開の面白さに加え、アニメーションの技術も素晴らしいと評判だ。現在、NHKで放映されている『進撃の巨人』のファイナルシーズンを担当している株式会社MAPPAがアニメを制作している。

TVアニメ放映開始から、原作コミックスのシリーズ累計発行部数が爆発的に伸び、TVアニメ放映時は850万部だったのが、順調に部数を伸ばし、今では累計発行部数が4000万部を突破するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 

「鬼滅」も「呪術」も、TVアニメの放映から人気が加速して、原作のコミックスが売れていくという、旧来とは逆の現象を形成しているのが特徴といえよう。

そんな中、ファッション業界でも「呪術ブーム」が到来しつつある。

いち早く取り扱ったのは、D2Cブランドとして若者達から支持を集める『MONO-MART』と、しまむらグループのカジュアル専門店の『アベイル』。さらにTVアニメ放映後には『ドン・キホーテ』が店舗を絞って商品を展開し、『ライトオン』ではプリント入り長袖Tシャツ、『しまむら』はキャラクターをデフォルメさせたデザインのスウェットアイテムを、ともにWEB限定という形でリリースした。

ライトオンの呪術廻戦コラボ

しかし、一見ドル箱のように思える「コンテンツファッション」だが、特有の難しさも存在する。

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