アニメ『呪術廻戦』の公式Twitterより

「鬼滅」以上の可能性? 「呪術廻戦」が不況のファッション業界を救うかもしれないワケ

コンテンツファッションの隆盛

日経トレンディが毎年発表するヒット商品ランキング、2020年の年間ランキング1位は『鬼滅の刃』だった。第一生命経済研究所の試算によれば、その経済効果は2700億円にものぼるという。

その内訳は、書籍販売850億円、興行収入を柱とした映画関連500億円、キャラクターグッズ、企業タイアップを含めた商品販売が1300億円。大ヒットコンテンツビジネスの証の一つとして、このキャラクターグッズの販売額の大きさがあげられる。

ファッション業界も例に漏れず、ユニクロ、GU、しまむら、アベイル、ライトオンなど、主たるファッション量販店で競うように「鬼滅商品」取り扱い、その恩恵も十分に受けたはずだ。「コンテンツファッション」は、いまやアパレル業界のメインストリームの一つと言っても過言ではない。

『鬼滅の刃』の大ヒットにつながった背景には、週刊少年ジャンプでの連載完結、劇場版アニメの公開、コミックスの最終巻の発売と、ブームを盛り上げた要因がいくつも重なった事が大きい。

特にTVアニメの続編を劇場公開へ繋いでいくパターンによって観客動員数を大きく伸ばした。これはコロナ禍で生まれた生活様式の変化にも関係していて、いわゆる巣ごもり消費が上手く後押しした結果とも言える。

近年ではTVアニメ放映から、人気に火がつくケースが目立ち始めている。接触メディアとしてテレビの存在は揺るがないものの、今や見放題配信チャンネルも充実していて、動画視聴を後から繰り返し楽しむという選択肢が加わったからだ。

そんな中、「ネクスト鬼滅」として期待されているのが『呪術廻戦』だ。

 
編集部からのお知らせ!

関連記事