【スナック千代子へいらっしゃい #19 アイツのポジティブが羨ましい

子育ての切なさを2児のママで「スナック千代子」のママ、ピスタ千代子がつぶやく4コマ漫画連載「スナック千代子へいらっしゃい」(毎月第1・3日曜日に配信)。今回は、小学校入学を前に不安を覚えるアイツ(息子)のエピソードです。何が心配なのか聞いたら、驚きの返答が……(漫画は次ページに掲載)。
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息子が全然、私に似ていない…

春は出会いや別れの季節と言いますが、子どもの学校行事があると、それを如実に感じますよね。息子は私が自宅で仕事をしていることもあり幼稚園には通わなかったため、今年の春の小学校入学が、息子を産んで初めてその感覚を実感した瞬間でした。

ただ、息子は子ども園には通っていました。人づてになんとか探し当て、季節外れで入園した子ども園。そこでは特に行事らしい行事はなかったので、こういう「入学!」的な分かりやすいイベントがすごく新鮮です。

息子も小学校に入学する日を指折り数えています。とはいえ、まだ見ぬ同級生たちとの関係性を心配してみたりと、繊細な面も見せていました。ある日、何がそんなに心配なのか聞いてみました。

まず、少人数制の子ども園とは違って人数が増えることが心配らしく、そこは私も納得。人見知りで会話が不得意な私と良く似ているなと思いました。しかし、続けて言ったことにたまげました。人数が増えれば、自分のことを好きになってしまう子も必然的に増えてしまうのではないか、と渋い顔で語り始めたのです

35人いるクラスのうちの20人くらいが自分のことを好きになっちゃったとして、喧嘩が勃発すると困るから「どうすればみんなを喜ばせられるだろうか」ですって。

前言撤回、この子全然私に似ていない。なんというポジティブ。

ツッコミどころはたくさんあるけれど、ここで私がいらんことを言って高揚した気持ちに水を差してしまうことはしたくなくて、そっと言葉を飲み込みました。これでいいんだ。

そのポジティブな気持ちのまま、希望いっぱいで入学してほしい。そしてクラスメイトとの生活のなかで豊かな関係性を育んでいってね。ほんとに20人くらいがまめを好きになっちゃうかもしれないし。