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95%実話! ヤバすぎる「モラハラ夫」からの壮絶な逃亡劇をマンガにするまで

2年越しの証拠集め、そして家を飛び出した
言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」といい、家庭内モラハラに悩む悲痛な声がSNSなどを中心に寄せられている。漫画『暴力亭主から逃れる10の方法』を執筆した斎藤かよこ先生もかつてはそうだった。悪夢のような毎日を抜け出し、今では自由を勝ち取った斎藤先生だが、実際の離婚劇はそう甘いものではなかったようだ…。

『暴力亭主から逃れる10の方法』第1話を読む

結婚前はやさしかったのに…

――漫画ではモラハラ暴力亭主から逃れるための方法を紹介しています。これは斎藤さんが実際に行ったことなんですよね。

はい。漫画の主人公は私と友人の小説家・榊かえるさんを合わせたキャラクターで、95%は実話です。

小型のボイスレコーダーをポケットに忍ばせて録音し、言われたこと、されたことは手帳にメモ。暴力を受けてできたアザは写真に撮って、モラハラの証拠を集めました。

私は一刻も早く決着をつけたかったので、夫婦の話し合いによってすすめる協議離婚になりましたが、裁判離婚の場合に録音やメモは貴重な証拠になります。

photo by iStock

離婚を決意してから切り出すまでは2年弱かかりました。証拠を集めるためでもありましたが、初めのうちは迷いもありました。

元夫も結婚前はやさしかったから、今は環境が悪いだけかもしれない、義父母との同居を解消したら元に戻るかもしれないって希望を持つ自分がいるんです。冷静に考えれば、DVをするような人が本当にやさしいわけなんてないんですけどね。

元夫の家を出ることで子どもが友達と離れ離れになってしまうし、実家の両親にも迷惑をかけるかもしれない、という心配もありました。でも、元夫が子どもにまで手を上げるようになって、心身ともに追いつめられていきました。

 
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