神社本庁公式サイトより

保守が大きく揺らいでいる…神社本庁「全面敗訴」の深層

「グレーな人々」の強権支配は続くのか

「主張が全面的に認められた判決でした。それに対して(神社)本庁側は控訴してきましたが、負ける要素はなく、最後まで徹底的に戦うつもりです。それが、(神社本庁を)正常化に導くものと信じています」

桜の花が満開の靖国神社境内で、神社本庁を訴え、勝訴した稲貴夫元総合研究部長は、こう語った。

稲貴夫元総合研究部長
 

全国8万の神社、2万の神職を傘下に治める神社本庁が揺れている。

東京・深川の富岡八幡宮、四国・香川の金刀比羅宮など有力神社の離脱が相次ぎ、九州・八幡総本宮の宇佐神社では、宮司の罷免を求めて市民が署名活動を行なうなど前代未聞の事態が発生している。単立ながら神社本庁が人事面で影響力を行使することもある靖国神社では、「天皇陛下(現上皇)に対する不敬発言」で宮司が辞任した。

その混乱の象徴が、3月18日、東京地裁で言い渡された神社本庁全面敗訴の判決だろう。

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