小5のときに見たコロンバイン高校乱射事件

先週アメリカのジョージア州でアジア人8人が銃殺される事件が起き、1週間以内にコロラド州でも10人が殺されてしまう事件が起きてしまいました。アメリカではこのような銃撃事件が起きる度に銃への法律改善などを政府が話し合います。しかし話し合うだけで法律が特に厳しくなったことはまだないです。

1999年4月。当時小学校5年生だった私は帰宅後に母にリビングへ呼ばれ、2人でテレビを呆然と眺めました。コロンバイン高校銃乱射事件が起きたこの日は、初めて私の記憶のなかで残った乱射事件です。13人もの人が亡くなった惨事は一生忘れることができないでしょう。当時はひっきりなしに事件がニュースで流れ、このような悲しい出来事がもう二度と起こらないためにはどうすればよいのかなどがアメリカ国内でも議論されていました。

1999年4月に起きたコロンバイン銃乱射事件。2人の男性が突如学校に押し入り、45分間にわたって銃を乱射、12名の生徒と1名の教師が亡くなり、20名以上の重軽傷者を出した。犯人はその後自殺 Photo by Getty Images
1999年4月25日には7万人もの人が集まり、追悼の意を表した。二度とこのような悲しい事件があってはならないと銃の規制が話し合われるのだが… Photo by Getty Images
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しかし銃による残酷な事件が収まるどころか、近年では増え続けています。26人が死亡したサンディーフック小学校。32人が死亡したバージニア工科大学。58人が死亡したラスベガスのコンサート……。

セキュリティー強化のため学校ではガードマンが雇われたり、入り口に空港で見かけるような金属探知機が設置してある学校もあります。

日本では地震などの避難訓練が行われていますが、アメリカではactive shooter drill というものがあります。Active shooterとは銃乱射のこと。つまり銃乱射をうけたときの訓練です。もし学校が銃撃された場合、どのように対応したほうがいいかなど先生達も特別な訓練を受けなければなりません。
銃撃事件が日常的になりすぎたあまりに、今はではニュースで流れてきても、
「またか……」
としか反応が出来ません。