2021年の3月22日に、アメリカ・コロラド州で再び銃乱射事件が起きました。ボルダー市の食料品店で銃を持った男性が突如乱射し、20代~60代まで10人が亡くなる惨事となったのです。その直前にはジョージア州アトランタの韓国系マッサージ店に男性が押し入り、銃を乱射して韓国人女性6名を含む8人が殺害される痛ましい事件も起こったばかりのことでした。

そんな中、心を痛めているのが、アメリカで生まれ育った山田ローラさんです。現在ラグビー元日本代表の山田章仁さんと結婚し、4歳の双子と0歳児の母でもあるローラさん。子供たちは無邪気に銃のオモチャで遊ぶ年ごろです。

子どもの母として、銃の遊びからどんなふうに本当の銃の悲しさを伝えていけばいいのか。ご自身の体験とともに想いを伝えてもらいました。

笑顔の絶えない仲良し山田ファミリー。世界の誰緒が笑顔でいられるようにするには…写真提供/山田ローラ
山田ローラさん連載「辛いを笑いに変える子育て」今までの連載はこちら
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「銃の遊び」に迷う

双子が幼稚園に行き始めて1年がたち4月からは年中さんになります。お友達も増え、新しいことを沢山学んでいる様子です。遊びの幅も増えて、特に息子はパパのおかげでタックルやレスリングなど激しいことを好むようになってきました。元気いっぱいなのは嬉しいし、お友達と遊んでいるところを見てると幸せな気持ちになります。

最近は今まであまり興味を示さなかった戦闘物のごっこ遊びをお友達の見様見真似で架空の悪物と戦っています。子供はある程度通る道だと思うし、なんとかビーム!とかで悪者をやっつけるならまだしも、たまにバァン!と銃で撃つ真似などもしているのが気になって仕方がないのです。

私も兄妹で撃って撃たれる真似など遊びでしたこともあるし、水鉄砲やナーフガンのオモチャもあります。銃で撃つ真似も遊びのうちならまだいいのかと思う反面、どこかでストップをかけるべきか悩んでいます。

水鉄砲の銃撃戦は楽しい。しかしエアガンになったら…(写真は山田ファミリーではありません)Photo by iStock