4月になり、子どもたちが新しい学年に進級し、これからの教育に頭を悩ませている家庭も多いのではないだろうか。特に小学生がいる家庭では、我が子にとって最上の教育環境を選ぶ上で、「中学受験をするかどうか」が重要な選択ポイントのひとつとなる。

今回、Yahoo!ニュースの協力を得て、関東・関西主要都市部(東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都)在住の男女2000人(有効回答者数1920人)に、中学受験に関するアンケートを実施(2021年2月)。

「中学受験をした」と回答した家庭に、受験しようと思った理由や、受験勉強を始めた時期などについて聞いてみた。

中学受験をしようと思った理由は…

まず関東の回答の1位は「中高一貫のため、教育内容が大学受験に有利だと思うから」。2位は「高校受験がない環境で、6年間過ごさせたいから」、3位は「校風が良いから」、4位は「学力レベルが近い生徒がいるから」、5位は「語学や総合学習など、独自の教育内容が良さそうだから」となっている。

出典/Yahoo! ニュース

関西も関東と同じく「中高一貫のため、教育内容が大学受験に有利だと思うから」という理由が一番多い。2位は「学力レベルが近い生徒がいるから」、3位は「校風が良いから」。4位は「高校受験がない環境で、6年間過ごさせたいから」、5位は「語学や総合学習など、独自の教育内容が良さそうだから」と続く。

出典/Yahoo! ニュース

ほぼ同様の理由が挙がっているが、関東と関西では2位と4位の理由が逆転しているのが興味深い。関東では、6年間のびのびと過ごさせたいという意見が多く、関西では、中学からは学力レベルが近い学友と切磋琢磨させたいという親の思いがより強く示されている。

「親が中学受験をしたから」という理由につながるコメントで多かったのは「自分の母校に行かせたかった」、「自分が中学受験をして、6年間一貫教育の良さを実感していた」というもの。また「公立校に行かせたくないから」という理由のくわしい内容としては「近くの公立中学校の評判が悪かった」、「子どもが小学校でいじめられていて、いじめをする子たちが行く地元校とは別のところに入れたかった」、「小学校の部活などで強い上下関係があり、そのまま同じ学区の中学校に行かせたくなかった」などがあった。

一般的に、中学受験は親が決めるもの、というイメージがあるかもしれないが、小学生も高学年になると自分の意思を持つようになる。その他(自由記述)の理由の中には「子ども自身が受験したいと希望したため」、「中学受験をする予定はなかったが、たまたま塾の体験授業へ行かせたところ、本人が気に入ってしまい、勉強を続けていくうちに、受験することになってしまった」といったコメントも多かった。

関西では「受験した学校には食堂があり、弁当を作らなくても良かったから」というユニークな回答もあった。公立校の場合、中学校までは給食がある場合が多いが、高校になると基本的に弁当が必要になる。多忙な共働き家庭にとって、毎朝の弁当作りは想像以上に負担やストレスが大きい。食べ盛りの子どもが満足できる食堂完備の学校が頼もしく見えるのは当然だろう。