2021.06.02
# 月

アポロ計画の成功を支えた探査機「サーベイヤー1号」が月面に軟着陸

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

アポロ11号の成功を支えた探査機

1966年の今日(6月2日)、アメリカの月面探査機「サーベイヤー1号(Surveyor 1)」が月面への軟着陸に成功しました。

1966年からNASA(アメリカ航空宇宙局)が打ち上げを初めた「サーベイヤー計画」は、人類を月に送り込むアポロ計画に先立ち、月の表面の状態を詳しく記録するためのものでした。サーベイヤー1号は月面に軟着陸し、2台のテレビカメラで地面のコンディションを撮影するために設計されました。

サーベイヤー1号の機体は燃料や逆噴射ロケット込みの重量が995.2kgであり、1966年5月30日にフロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられました。2日と16時間の旅を経て、サーベイヤー1号は6月2日6時17分に月面の嵐の大洋に軟着陸しました。

人類史上初の月面への軟着陸は同年の2月にソ連の「ルナ9号」によって成し遂げられており、アメリカはソ連から約4ヵ月遅れをとっていました。

サーベイヤー1号は太陽光発電で稼働しており、月面の長い夜を除いた約3週間の間、2台のカメラで1万枚以上の月面画像を撮影しました。サーベイヤー1号の成功は世界初の有人月面着陸につながったのです。

サーベイヤーの模型 Photo by SSPL/Getty Images

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