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「冷蔵庫はからっぽ…」「今、助けて」 コロナで追い詰められる困窮子育て家庭の「悲痛な声」

早急な「現金給付」の実現を

「冷蔵庫はからっぽ」、子どもたちのリアル

まずはこのはがきを見てください。

「沢山の野菜、ありがとうございます。冷蔵庫がからっぽの状態が続いていましたが、いっぱいになり心もお腹も満たされました。冷蔵庫に食べ物が入っていると嬉しいです」

「お正月に食べることができると思っていなかった、おもち、おそば、新米に新鮮な野菜、子ど もたちの笑顔 そして”おいしい“のひとことで辛い心も苦しみも少しふっとびました」

これは、私が運営するNPO法人キッズドアが、日本全国の困窮子育て家庭970世帯に年末年始の食糧支援を行なった際、同封したはがきに綴られた保護者からの言葉です。まさか今の日本で満足にご飯も食べられない子どもがいるとは信じられない方も多いでしょう。しかし、現実は非常に多くの子どもたちが満足にご飯を食べられていません。

 

NPOでは新型コロナウイルスよりも以前から困窮子育て家庭への支援を実施しています。一見普通の、洋服や持ち物からは困窮には全く見えない子どもたちが、実は非常に厳しい環境に置かれている場合があるからです。

例えば、家が非常に狭いために子ども部屋はおろか自分の勉強机もなく、家庭で落ち着いて勉強することが難しい子どもや、月末になるともやしの頻度が多くなる子など、ケースは様々です。

パートで家計を支えるシングルマザーも多いのが実態ですが、そこに新型コロナウイルスの影響が直撃しました。緊急事態宣言や自粛で仕事に行けなくなるとすぐに収入が減り、それに備える蓄えもないために、日々の食事ですら事欠く状況となったのです。

2020年3月の一斉休校も大きく影響しています。突然の休校で給食がなくなり、子どもの昼食代に頭を悩ませるご家庭が多く出ました。そして、1年以上がたった今もそのような困窮子育て家庭が十分な支援を受けられず、親子ともに追い詰められています。

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