マンションを買うべきか迷った30代独身男性が「やってはいけないこと」

「写真映えする」間取りを選ぶと…
針山 昌幸 プロフィール

住宅ローン減税の活用もできる

賃貸の場合、毎月10万円の家賃を払っているとすると1年間で120万円、10年間で1,200万円の支出となります。この1,200万円の家賃は当然返ってきません。掛け捨てのお金と言うことができます。

一方、住宅ローンの場合、状況が大きく異なります。例えば金利0.5%、期間35年で3,000万円のマンションを購入した場合を考えてみます。毎月の支払い金額は77,875円となりますが、そのうち65,375円は元本部分。借入金額から減っていく金額になります。

 

住宅ローンで一番メジャーな元利均等返済という方式の場合、毎月の支払いに占める元本部分はどんどん増える仕組みになっていますので、時間が経てば経つほど借入金額が減るスピードは早くなります。

例えば10年間が経つと、3,000万円の借入金額は約2,196万円まで減ります。もし仮に、10年間住んだ後に、3,000万円でマンションを売却できたとすると、804万円が手元に戻ってきます。

賃貸ですと返ってこなかった家賃が、住宅ローンの場合はかなりの金額が返ってくることになります。

株式投資と違って、毎日株価に頭を悩ませることもありません。ただ購入したマンションで暮らしていれば良いのです。

また、2021年4月から住宅ローン減税の適用条件の緩和が行われます。大まかに言うと、今までは50平米以上のマンションにしか適用されなかった住宅ローン減税が、40平米以上であれば適用されるようになる可能性があります(他にも諸条件を満たす必要があります)。

これは嬉しいニュースです。もし、住宅ローン減税適用のマンションである場合、10年間で200〜400万程度の節税が見込まれます。

毎月の支払いのうち大半は戻ってくるお金であり、かつ節税が効く。これが住宅ローンはたまりやすい貯金のようなもの、とお伝えした理由です。

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