最近、素敵な取り組みだなと思ったのが、「Street Library」と呼ばれる本の交換ボックス。数ヵ月前にご近所さんが手作りし、家のフロントガーデンに設置しました。木製ボックスの小さな棚に並んだ本は、誰でも無料で持ち帰ることができ、その代わりに自分も不要となった本を補充するというシステムです。(1冊ごとに1冊補充します!)

子ども用の本もあるので、息子とたびたび利用しています。こういった本の交換ボックスは個人が任意で作るケースもあれば、自治体が設置することもあるそう。使われなくなった赤い電話ボックスが「Street Library」に生まれ変わったケースを見かけたこともあり、とても可愛かった!

 

さらにイギリスでは、家の前に不用品を置いておけば、必要とする誰かが持って帰っていくといった風習もあります。だいたいは民家の塀の上など、ぎりぎり敷地内に置いていることが多いです。(路上に置いてしまうと場合によっては法律的にはアウトになるらしいのですが、そこまで厳しく取り締まられる雰囲気はありません)

よく置いてあるのは、本、DVD、お鍋などのキッチン用品、あとはおもちゃなど。イスやテーブルなどの大型家具もよく見かけます。我が家も最近テーブルランプとスツールを家の前に出してみましたが、翌日には誰かが持っていってくれました。

みんな本当に気軽に拾っていくので、友人の家にある素敵な家具や食器などが路上で拾ったものだったというエピソードもしばしば! 私も一年ほど前に近所で拾った絵本が今でも息子のお気に入りで、寝かしつけの時によく読んでいます。

以前、ケチャップなどの食べ物を置いている家を見かけた事があり、これは一体誰が持っていくんだ......と思ったりもしましたが。(しかも真夏のすごい暑い日に置いていた。腐っちゃうよ!笑)

日本だと道端に落ちているものを拾って使う行為は衛生面で躊躇してしまう人が多いかもしれません。イギリスの人々はそういう面にはかなりゆるくて、だからこそセカンドハンド精神が根付きやすいのかもしれません。

同時にそのゆるさが災いしてか、たま〜になかなか引き取り手が現れず、ずっと放置されている光景を見かけることも。雨が降るとどんどん悲惨な感じになっていって、余計に誰も拾わなくなり、道にゴミが放置されているような見た目になるという悪循環に。こういう時はもう少し家の人が責任を持って管理してくれたらなと思います。