物が多い、「片付けられない」が長年の重しに

片付けが超苦手だ。ひとり暮らしの時は、部屋が物であふれ、どうしようもなくなると引っ越しという切り札を使ってなんとかリセットしてきた。

でも独身時代、掃除機のゴミパックがパンパンになって動かなくなると、即座に「壊れた」と判断して、掃除自体を封印した武勇伝持ちの夫と、そんな私たちの遺伝子を色濃く受け継いだ散らかしサラブレッドの息子と暮らす今、片付かない状況は加速度的に悪化しているが昔のように気軽には引っ越しするのも難しい。

ときどき発作的に物を捨て、片付けを試みるものの、物が多すぎて完遂したことがない。消防点検や排水管の高圧洗浄など家に人が入ることになるお知らせがくると、目の前が真っ暗になる。予定日前には必死で片付けるが、とうてい「すっきり片付いたステキなお宅」には到達しないのだ。

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そんな私が憂鬱になるのが、テレビで取り上げられる「ごみ屋敷」や「汚部屋」の話題だ。

なにかのきっかけで、我が家もこうなってしまう可能性だって十分にある、と思うと、コメンテーターが眉をひそめて「これはひどい!」「よく住んでいられますね」と言うたび、まるで自分が責められているような罪悪感と不安で胸が苦しくなる。

そんなとき、YouTubeでふと目にしたのが、片付けトントンの「【ゴミ屋敷片付け】 玄米茶ラブ♡なワンルーム」という動画。「え? ゴミ屋敷の片付け動画のタイトルに『玄米茶ラブ♡』って、ふざけてんの?」と思ったが、気になりすぎてついクリックしてしまった。

そこに展開されていたのは、今までに見たことのない「片付け」の世界だった。

こちらが、前後編合わせて175万回以上再生になった動画。玄米茶がやけに気になる。YouTube/片付けトントン