定年後も「勤めていた会社の名刺」を持ち歩くオジサンたちの「残念すぎる生き様」

もっと自由になっていいのでは…?

昔の肩書はもう不要

「部長、お元気ですか。お変わりはないでしょうか?」

「おう。君はちゃんとやっているのか」

大手メーカーS社では、定年退職後のOBが定期的に会食する「同窓会」がある。年代を超えた親睦や交流が目的だというが、60代後半のとあるOBが語る本音は複雑なようだ。

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「お互い昔の役職で呼び合って、上司にはお酌をする。気疲れするから本当は出たくないのですが、毎回出席しないとかつての同僚から何を噂されるか分からない」

ここまで極端でなくても、会社勤めをしていた人のなかには、定年後も当時の人間関係を惰性で継続してしまう人も多いはずだ。年賀状、お歳暮といった儀礼的なものから、飲みやゴルフの誘いまで、断るに断れず、何年も続いてしまう。

 

一方、かつての部下や同僚を「誘う側」の人は、会社員時代の見栄を捨てきれない人が多い。経済コラムニストの大江英樹氏は語る。

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