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尖閣有事、そのとき沖縄で起きうる最悪のシナリオを考える

同盟が機能する以前の問題として

沖縄リスクは想定されているか

尖閣諸島問題は、毎日のようにメディア、政界、学会などでさまざまな角度から議論されている。その中には、実際に尖閣諸島で有事が発生した場合のシナリオも含まれている。

しかし、これまであまり語られてこなかったのが、沖縄県内の外国人工作員(特に中国や北朝鮮)と沖縄(および日本全体)の反基地活動家とが、どのようにして日米両軍の活動を阻害するかという点である。これは、さらに詳しく説明する必要がある視点だ。

反基地活動家は、普段より基地周辺で交通の遮断、軍事基地関係者やその家族に対する物理的・言葉による嫌がらせ、基地関係者やその家族、車両の撮影、基地の敷地への不法侵入や使用を繰り返している。さらには最近ではしばらく禁止されているが、基地の敷地内でのドローンの飛行、滑走路付近での風船の飛行、パイロットの視界に向けたレーザーの照射など、日常的に基地の運営に影響を与えている。これらの行為が有事に際しても継続される可能性は否定できない。

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沖縄のメディアも同様に、危険で無責任なことが多い。たとえば2012年10月にMV-22オスプレイが初めて到着したときなどのように、制限された空域でヘリコプターを飛ばしたり、2001年の9.11の後に行ったように禁止された場所を無許可で撮影したり、2015年2月のキャンプ・シュワブなどで見られたように基地の敷地に不法に侵入したりである。

そして、他のより建設的なことに取り組む能力に悪影響を与える、誤解を招くような敵対的な報道を意図的に掲載したりすることがノンストップで行われている。

これらのグループに加えて、「琉球」独立運動がますます勢力を増している。ここで重要なのは、この運動の背後には、外国人工作員とその出身国(特に中国)が存在し、運動を積極的に支援・促進していることである。この「琉球」独立運動は、同じような地政学的に重要なハワイやグアムなど他の独立運動とも連携している。

 

日本沖縄政策研究フォーラムを主宰する仲村覚理事長は、この問題についての第一人者だが、彼は最も恐れているのが、沖縄の独立運動が尖閣諸島などの有事を利用して、日本からの分離などの混乱を引き起こす可能性だ。筆者も同感だ。

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