マンガ/草野 誼 文/FRaUweb

いつの時代も変わらない…嫁と姑の戦い

「子育てに口を出してくる」「子どもを甘やかす」「自分の思い通りにならないとすぐ怒る」「自分は動かずなんでも他人にやらせる」などなど、義母や夫に対する日々のストレスを吐き出すために、不満をつぶやいているSNSアカウントを最近よく見かけますが、その内容と同じような経験があったり、共感してしまったことはありませんか? 

以前FRaUwebでお伝えした、「召使いのように嫁に介護をお願いしてくる義母」、「家に勝手に出入りし、冷蔵庫チェックする過干渉な義母」、「レシピ通りの料理しか許さない謎の家事ルールを持つ義母」の話などは多くの反響があリました。それは、義母との関係に悩んでいるお嫁さんが多い証といってもいいのかもしれません。

町一番の意地悪な姑がいる家に嫁いだ主人公が、陰湿な嫁イジメに遭うという嫁姑問題を描いた作品『かんかん橋をわたって』の担当・三平さんに話を聞くと、「『うちの家庭は姑と嫁が仲良くて争いがないから良かったわ』なんて、のんきなことを思っている人こそ、水面下ではいろんなことが実はあるかもしれない。だから嫁姑に関する他人の話を聞いたり、作品を読むことで初めて気づくことがあるかも」と言います。

(C)草野誼 『かんかん橋をわたって』(ぶんか社)

たしかに、表面上は「うまくいっている」と思っていても、姑の心の内は本人にしかわからない。その逆もまた然り……。同じ女性ではありますが、年齢、価値観、育った環境などまったく違う赤の他人。嫁と姑という関係上、間には夫であり息子がつねに存在するため、取り繕わなければいけないシチュエーションも多々あるはずです。

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最近は、嫁のほうが力が強くて、逆に姑が気を遣っているという話も珍しくないそうですが、「『かんかん橋をわたって』の中で、絶大な権力を持っていて、とにかくタチが悪い姑に虐げられてきた町の嫁姑番付(嫁いびりランキング)上位の嫁たちが、力を合わせて立ち向かう姿は手に汗を握り、嫁姑問題に悩んでいる人をスカッとさせるはず」と語る三平さん。

結婚生活を続ける以上、嫁と姑との関係は切っても切れないもの。人によって不満の原因や内容はそれぞれ、だからこそ自分なりの解決策や対処方法を見つけて、トラブルやストレスをなるべく起こさずに過ごしていきたいものです。