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「学問への扉」を名物教授がリアル講義! 「もう一度学びたい」あなたへ

考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法(1)

又吉直樹さんの教養バラエティ「又吉直樹のヘウレーカ!」の最多ゲストが、大阪大学・仲野徹先生。その名物教授のリアル授業を体験できるのが著書『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』です。

大学1年生14人に教える技術は「一度学べば一生モン」。なぜなら社会に出て必須のプレゼンや交渉、文章力にとって基本の基本だからです。さらに科学的思考法は、ものごとをシンプルに考えられる思考法です。知っておくと、たとえば悪いヤツにも騙されなくなるはず。
ようこそ「学問への扉」へ! 初回は、「私たちは何を学んだらよいか」からです。

大学って何を学ぶところなの?

なんやかんやで25年間も大学教授をやってきました。定年までカウントダウンになって、あらためて、大学って何をするところなのかと考えることがよくあります。ひとことで言うと、学問をする場、でしょうか。あるいは、昨今の大学をとりまく状況を考えると、「そうあるべき場」と言ったほうが正しいかもしれません。

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大学の二大ミッションは教育と研究です。ならば、学問=研究+教育かというと、少し違うような気がします。研究はさておき、教育の定義はいくつもあります。私がいちばん好きなのは、教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたあとに残るものをいう」というアルバート・アインシュタインの名言です。

大学における教育とは、学問をつぎの世代に受け継ぐのを目的とすべきであることは間違いありません。しかし、知識はどんどん新しくなっていきますし、いまや、細かいことは覚えなくてもすぐに検索できます。なので、学生にとっての大学とは、学び方、そして、学問する姿勢を身につけるための場であるべきと、ずっと考えていました。

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