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長澤まさみと上白石姉妹の決定的な違い…「東宝シンデレラ」が2分化した理由

「歌うシンデレラ」たち

歴代の東宝シンデレラを振り返ると

昨年12月30日付の本稿で「『東宝シンデレラ』オーディション出身の女優たち」について記したが、再び東宝シンデレラたちをテーマにしてみたい。「歌うシンデレラ」と「歌わないシンデレラ」についてである。

沢口靖子(55)がグランプリに輝いた第1回のオーディションが行われたのは1984年。主催は東宝芸能。映画会社最大手の東宝が100%出資する芸能プロダクションである。

第1回グランプリの沢口靖子 photo by gettyimages
『東宝シンデレラ』オーディションの主な受賞者

■第1回(1984年)グランプリ:沢口靖子/ファイナリスト:斉藤由貴
■第2回(1987年)グランプリ:小高恵美/審査員特別賞:水野真紀
■第3回(1991年)グランプリ:今村恵子/審査員特別賞:大沢さやか
■第4回(1996年)グランプリ:野波麻帆/審査員特別賞:田中美里
■第5回(2000年)グランプリ:長澤まさみ/審査員特別賞:大塚千弘
■第6回(2006年)グランプリ:黒瀬真奈美/審査員特別賞:池澤あやか/ファイナリスト:朝倉あき、戸松遥
■第7回(2011年)グランプリ:上白石萌歌/審査員特別賞:上白石萌音、秋月成美、山崎紘菜/ニュージェネレーション賞:浜辺美波/ファイナリスト:吉田まどか
■第8回(2016年)グランプリ:福本莉子/アーチスト賞:XAI 

当時の東宝芸能の社長は松岡功氏(86)=現東宝名誉会長=。東宝の社長と兼務していたから、両社一丸となってのオーディションを立ち上げやすかった。

東宝シンデレラと言うと、「清純派」のイメージが強いが、これも東宝を背にしたオーディションだからである。同社は長らく「明るく楽しい東宝映画」を社是としてきた。なので、ヤンキーっぽい子を選ぶはずがないのだ。

 

東宝シンデレラの生みの親とも呼べる松岡功氏の次男は元プロテニス選手でタレントの松岡修造(53)。朗らかで健康的なところが、なんとなくシンデレラたちのイメージと重なる。

松岡修造は一度だけ役者としてドラマに出たことがある。TBS『日曜劇場 陸王』(2017年)だ。そこで共演したのが、2011年の第7回で審査員特別賞を得た上白石萌音(23)。2人の間でシンデレラについて話題になったのかどうか興味深い。

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