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文在寅の大誤算…いよいよアメリカに「見放され始めた」韓国で起きること

サプライチェーン改革は何をもたらす?

サプライチェーンの地殻変動

コロナショックの発生をきっかけに、世界的に主要製品や部品などのサプライチェーンが大きく変化している。

その背景には、米国が自国を中心とする安定した供給網の確立を目指す産業政策がある。

半導体や医薬品、バッテリー、レアメタルなどの分野で、中国に依存しないサプライチェーンを整備しようとしている。

バイデン政権は、自由で開かれたインド太平洋地域の実現を重視している。

中国の影響力拡大に直面する台湾、日豪印(米国を加えてクアッド)やアジア新興国各国、欧州にとっても、バイデン政権の意図は重要だ。

それは、サプライチェーンの地殻変動、と呼ぶべきダイナミックな世界経済の環境変化といえるかもしれない。

別の見方をすると、米国は基軸国家としての威信や経済成長のために、新しい発想によって対中包囲網を整備しようとしているともいえる。

そうした状況下、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の対応を見ると、そうした変化に十分に対応しているかといえば、やや心もとない面もある。

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文大統領は安全保障を米国に依存する一方で、経済面で中国を重視し関係強化を図る姿勢を示している。

また、これまで一貫して、外交面では北朝鮮を重視してきた。

その姿勢では、本当の意味でサプライチェーンの変化に対応が難しいだろう。

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