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加藤浩次、吉本との契約終了は「粛清」なのか…? テレビ業界の人々が語ったウラ側

本当に「粛清」なのか?

芸能プロダクションの吉本興業が3月9日、所属タレントである加藤浩次とのエージェント契約を3月いっぱいで終了することを発表した。「協議の結果、同契約の期間満了」としている。

過去、会社側と対立したことのある加藤だけに、一部ではこれを「大手芸能プロによる粛清」とする見方があるが、複数のテレビマンや業界人に見解を聞いたところ、そんな風に見ている人はいなかった。

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ある芸能関係者は「加藤さんがそう見せたいのでは」と言った。

「吉本の発表翌日、加藤さんは番組内で『僕自身は契約は続けようとは思っていたのに、吉本の方から契約延長しないって言われてビックリした』と、まるで被害者のように言っていましたよね。

でも、エージェント契約なんて都合の良い契約(仕組みについては後述)にしていたのは加藤さん自身。契約は互いの交渉で決めるもので、会社として損得で判断したのに、まるで不公平な圧力でもあったかのように言うのはおかしいのでは」

これまで大手の芸能プロがタレントに対して強権を持っていたのはたしかだ。しかし、近年、公正取引委員会の手が入り、芸能プロ側に過度に有利な契約はできなくなり、条件に納得できなければ退社して独立する人も急増している。

かつて「奴隷契約」などと言われた悪質な手法は、その独立したタレントを業界ぐるみで起用しないよう圧力をかけたりするものだったが、これも違法として消えつつある。今回の話は契約満了であり、それ自体に偏った強権を見ることはできない。

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