ビビるほど迫力のある相槌

かつてインスタグラムのDMで、多くの方から「中国人の喋り方が怒っているようで怖いです」と頂いたんですが、中国の方に喋りかけた時に「ア??」と聞こえるあの声、実は日本語の「んー?」みたいな感じで、普通に相槌として使われています。

漫画/かいし
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私も中国に来たばかりの時は「なんか怖いな…」と戸惑っていたのですが、実は中国語が怒っているように聞こえるのは、中国語の発音が関係しているからなのです。

簡単に説明すると、中国語には「有気音(p、t、k、q、ch、c)」「無気音(b、d、g、j、zh、z)」があり、これらの音を発音する際には、息にメリハリをつけて、強弱をしっかり表現しなければならないのです。

つまり、若干おおげさな例えで言うと、日本語を話す時は“薄い紙に息を吹きかけるくらい”の強さで話せば十分伝わるのですが、中国語では“ジェットコースターに乗った感覚”で息をコントロールしなければ何を言いたいのか相手に伝わりません。そのため、中国語を話す際には、どうしても荒っぽくなってしまうことが多いのです。

しかし、地域ごとに話し方も異なるので、一括に「中国語は荒い」とも言い切れません。特に中国の南の方の人の喋り方は、北の方の人に比べてゆっくりで穏やか、とよく言われています。

大学時代、同じクラスに日本語を勉強している女子がいて、普段凄く男勝りで強気な喋り方をするのにも関わらず、日本語を喋った瞬間、別人みたいな柔らかい音を発していたので、喋り方というのは言語によってこんなにも変わるものなのか…と驚いたのを覚えています…!