# マネジメント

イマドキの「出世に興味のない部下」のやる気を引き出す「ちょっとした工夫」

林 健太郎 プロフィール

この会話例を覚えておこう!

上司「今までの話の中では、『社会に貢献する仕事がしたい』と言っていたよね。(復唱)それ、すごく大切なことだよね。(承認)今日は○○さんと一緒に考えたいんだけど、今の仕事の中でそれが発揮できる部分ってどんなことかな? まとまってなくてもいいから、ちょっと教えてくれる?」

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部下「今の仕事で、ですか? ちょっと思いつかないですね。仕事と社会貢献ってあんまり結びつかないとは思います」

上司「確かにそういうことはあるかもしれないね。少し一緒に考えてみようか。どんな可能性があるかなぁ?」

部下「そうですね、あまりまとまってないですけど、例えば既存のお客様に改めてヒアリングをして、今買ってくださっている商品以外にどんなニーズがあるか聞いてくるとかですかね」

上司「(ダークな好奇心を活用しながら)今いるお客さんに新しいニーズを聞いてくるということだね?(復唱)確かにそれ、大切そうだね。(承認)じゃあ手始めに、それをやってみることはできる?」

部下「考えたことなかったですけど、やってもいいんですか?」

上司「いいよ」

部下「ずっとそれ、やってみたかったんですよね」

上司「じゃあ、やってみて、どうだったか教えてくれる?」

部下「はい!」

 

この会話の中では「社会に貢献する仕事」と「お客様への改めてのヒアリング」という項目が出てきますが、上司の頭の中ではまったく関連性が見出せなかったかもしれません。そこをグッとこらえて、ダークな好奇心を発動させていく会話を再現してみました。

こんな流れで会話を進められれば、部下は上司の指示・命令に従って動くのではなく、自身の内発的動機のスイッチを自分で入れるきっかけを見つけられるでしょう。

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