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離婚を迫る「年収400万円」サラリーマン夫に、専業主婦が仕掛けたヤバすぎる「逆襲方法」

露木 幸彦 プロフィール

そして家を出ていった

孝弘さんは「先生(担当医)は治療中は安静に過ごしてくださいと言っていたのに、これじゃ安静なんてほど遠いですよ」と嘆きます。しかも、孝弘さんは胃のむかつきがおさまらず、食べ物は喉を通らず、胃液を嘔吐する日々。もちろん、これは抗がん剤の副作用なのですが、孝弘さんは「こんなに酷いのは妻のせいじゃないかって思えてしまうんです……」と頭を抱えていました。

孝弘さんの話を聞くと2人は、もとから「普通の夫婦」ではない模様。全盛期は900万円あった孝弘さんの年収は現在は400万円。54歳のときに関連会社への転籍を命じられて以降、毎年のように収入が下がり続けた結果です。そこで始まったのが「妻からの取り調べ」だったといいます。

クレジットカードの明細を細かくチェック… photo/iStock
 

妻は、孝弘さんの財布の中身やクレジットカードや電子マネーの明細まで確認。孝弘さんが災害に備えて水や食料、懐中電灯などを購入すると妻は「不要不急じゃないんだから、いま買わなくていい」などと叱ったりするのは日常茶飯事。ガソリンの入れ方については「車の燃費はガソリンが少なければ少ないほうが良い」として、孝弘さんがうっかり残量4分の1の時点で給油してしまったときには激怒されたそうです。

そんなこんなである日、孝弘さんは堪忍袋の緒が切れて、最低限の荷物だけを持ち出し、当時、空き家になっていた実家に戻っていたのです。

その後、孝弘さんから妻には何度も離婚して欲しいと頼んだのですが、妻は「先行きが不安だから」「気持ちの整理がつかないから」「あんただけ幸せになろうだなんて許せない」とのらりくらりと交わし、離婚への道筋がつかないまま、孝弘さんが癌宣告を受けた――。つまり、入院中は妻とは別居中だったのです。

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