泣いて出てきた胎児をそのまま死なせ…中絶ビジネスの「壮絶すぎる実態」

小林 美希 プロフィール

そして何より、母体の安全が最も懸念される。ある産婦人科医が証言する。

「妊娠15週になっての手術に、本来すべきでない吸引方法で中絶を行っていたので、同じ医師として驚きを禁じ得ませんでした。

中絶をビジネスにしようとすれば、いわゆる“お説教”が禁じられるため、安易に中絶を繰り返すケースもあり、そこにも出産育児一時金が使われるのです。条件つきで出産育児一時金を適用するなどの方策をとらなければ、悪用を防ぐことはできないのではないでしょうか」

この問題は、国会でも取り上げられている。中絶ビジネス問題は地域の医師会や医療機関の間でも問題視されているものの、「証拠が掴めず、お咎めなし」(関係者)だという。

妊娠12週で手術費用が各段に安くなることを示して誘導している可能性がある産婦人科医院が全国各地で見られることから、出産育児一時金の利用については、一定のルールを作る必要があるのではないか。

緊急避妊ピルの市販についての議論が進むなか、性教育ももちろん望まない妊娠を防ぐ手立てを講じなければならないだろう。

 
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