〔PHOTO〕iStock

コロナショックが襲う不動産市場で、なぜか「平屋」が大人気になっているワケ

わが国の新設住宅着工戸数は年々減り続けており、特に2020年はコロナ禍で前年に比べてほぼ1割と大きく減少した。2021年以降も厳しい見通しになっている。

そんななかで着実に増加しているのが平屋の一戸建てだ。シニア世代だけではなく、若い世代にも人気で、お洒落な平屋が増えている。なぜ、いま平屋なのか――。

新設住宅着工戸数は減少中!

図表1をご覧いただければ分かるように、わが国の新設住宅着工戸数は明らかに右肩下がりのカーブを描いて減少している。2013年には約98.0万戸だったのが、2020年は約81.5万戸で、この7年で16.8%も減少している計算だ。

図表1 新設住宅着工戸数と前年比の推移
(資料:国土交通省『建築着工統計調査』)
 

住宅総数が総世帯数を大きく上回り、空き家率が13%台に達していることに加え、少子高齢化で人口が減少、やがて世帯数も減っていく社会構造を考え合わせると、この新設住宅着工戸数の減少が当分続くのは間違いない。しかも、コロナ禍という特殊事情を重ね合わせると、着工戸数の減少ピッチに拍車がかかる可能性も高い。

野村総合研究所によると、この先2030年度には63万戸、2040年度には41万戸まで減少すると予測しているほどだ。

しかし、そのなかで伸びているのが、1階建て、いわゆる「平屋住宅」だ。

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/