中国コロナ再拡大の強制隔離で、79万人が40日間以上うち捨てられる

北京近郊だからどんな無茶してでも

報道は無視した

2021年の「大年初一(旧正月の元日)」は2月12日であった。

この旧暦元日のめでたい日であるにもかかわらず、河北省の省都・石家荘市(せっかそうし)に所在する藁城区(こうじょうく)では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延予防を目的に「社区(住宅団地)」の管理事務所の職員たちが住宅を戸別に回り、改めて家の出入り口に封印シールを貼って封鎖による住民の隔離を強化すると同時に、各戸の住民に対して外出規制の注意喚起を行った。

また、大年初三の2月14日に藁城区ではCOVID-19の蔓延以来では第14回目となる全区民(約79万人)を対象とする「核酸検測(PCR検査)」が開始され、住民たちは凍てつく寒さの中で長い列を作って検査の順番待ちをしていた。

by Gettyimages

これより先の2月7日には藁城区にある住宅団地「恒大緑洲社区」に居住する住人数千人が、社区封鎖による長期隔離に対する不満と、藁城区当局の傲慢な態度に反発して抗議の声を上げて藁城区当局者と対峙し、最終的には両者間で乱闘に発展した事件も発生した。

 

しかし、不思議なことに、中国メディアはこの藁城区における社区や住宅の封印による住民隔離の長期化やそれに対する住民の抗議行動については一切報道することがなかったのであった。

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