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# 保険 # 老後

銀行と保険会社にカモにされた「年金暮らし夫婦」のヤバすぎる末路

あんな金融商品に手を出したばかりに…

手数料はこんなに高い

老後資金は足りるのだろうか。死後、子どもや親戚に迷惑をかけてしまわないだろうか。

誰もが抱くこうした不安に付け込んでくる存在―それが、保険会社と銀行だ。「万が一の保障もついて、おカネが増やせる」「死後の手続きをすべてお任せください」と、聞こえのいい宣伝文句で彼らは擦り寄ってくる。

だが、安易に契約を結ぶ前に一歩踏みとどまって考えてほしい。はたしてその商品は損なのか、得なのか。

定年間際、老後資金について考え始めた夫婦のもとに、保険の営業マンから電話がかかってくる。

おカネを預けておくだけではもったいない。円建てなら安心です。ぜひ保険で運用しましょう

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こうやって勧められるのが変額保険だ。保険料を株式や債券で運用し、受け取れる保険金を増やせる。だが、逆に運用成績が悪ければ、満期保険金は保険料の支払額を下回る。つまり、「ハイリスク・ハイリターン」な保険商品なのだ。

変額保険について、大手生保6社の新契約年換算保険料は'17年度には約450億円だったが、'19年度には約780億円に膨れ上がっている。85歳まで加入できる商品もあり、高齢者も対象になっている。

では、この保険に加入すべきなのか。ファイナンシャルアソシエイツ代表の藤井泰輔氏が語る。

保険会社A社の変額有期保険に60歳で加入したとします。保険料は月4万4220円で期間は10年、3%で運用できれば500万円を受け取ることができます。

ところが、払込保険料の総額は530万円に上る。つまり30万円も損をしているのです」

順調に運用しておカネを増やしたはずが、最終的に払った保険料のほうが多くなる。なぜ、こんなことが起きるのか。

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