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習近平が“焦り”始めた…! いよいよ中国経済「倒産ラッシュ→大崩壊」のヤバすぎる現実

福島 香織 プロフィール

「神話」は終わった

郭新明の発言によれば、2016年以来に国内のP2Pネット金融機関だけで累計6000以上営業停止となり、いわゆる消費者金融、小規模ローン企業は1600にまで減少させている。

これは中国が厳しい情報統制によって、債権者の不満を抑え込み、大きな連鎖的リスクは回避できたものの、正規の金融機関の整理となると簡単にはいくまい。中国社会全体では依然として金融機関が破綻することはない、最終的には国家がしりぬぐいするという「神話」が根強い。

このため、企業破産法は金融機関の破産を想定した条文がない。

もはや「神話」は通用しない photo/gettyimages
 

だが昨今の中国の経済情勢をみれば、金融機関についても一定数の破産を出現させて優劣淘汰を行い市場から退場させる必要があるという議論はここ数年、常にあった。

金融機関の債権と債務は公正かつ効果的に整理されない限り、市場から退場しても、遺留する問題が多くて潜在的リスクを引き起こす可能性があり、金融市場の正常な先行きと安定した運営に影響を与えるだけでなく、モラルハザードも引き起こしかねない。

目下、金融機関の破産制度に関しては、企業破産法、銀行業監督管理法、商業銀行法、証券法、保険法、預金保険条例などの断片的な法律があるものの包括的な法体系は欠如している。

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