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スズキ・ジムニー、契約から1年経っても納車されない「5つの理由」

発売から2年半経過しているのに…
渡辺 陽一郎 プロフィール

プリウスを下取りに出してジムニーを買う

それでもスズキは可能な限りジムニーを増産した。発売直後の2018年は1か月の届け出台数が約1800台だったが、2019年には約2500台に増えた。2019年の届け出台数は3万台を上まわり、発売時点で公表した販売目標の2倍に達した。

2020年にはコロナ禍の影響を受けながら、ジムニーは3万8000台以上を届け出している。販売目標の2.5倍だ。それでも納期は縮まらない。

photo by gettyimages
 

ジムニーの納期が長い理由(3):今のSUVのユーザーニーズに適した商品特徴

納期が縮まらない理由をスズキの販売店に改めて尋ねると、以下のように返答された。

「従来型のジムニーを所有するお客様は、新型への乗り替えを希望することが多い。また街中で新型ジムニーを見かけて、欲しくなったお客様もいる。プリウスを下取りに出して、ジムニーを購入されたこともあり、お客様の層は幅広い。

コロナ禍で在宅時間が増えてクルマを持ちたくなり、カッコ良くて街乗りに適することからジムニーを選んだお客様もいる」。

ジムニーはさまざま理由で好調に売れて、納期も伸びている。上記のコメントで注目されるのは、従来型のユーザーと、街中で見かけて気に入ったユーザーの両方が豊富にいることだ。

従来型のユーザーに対しては、現行型が「ジムニーらしさ」を強めたことが魅力となった。現行型は初代ジムニーをモチーフにデザインされ、歴代ジムニーのユーザーからは「硬派で良い感じになった」と好評だ。商品企画担当者も「先代ジムニーを発売した時は、従来型のお客様からジムニーの個性が薄れたと叱られたが、現行型は批判されない」という。

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