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年金は激減、出費は増加…「伴侶が逝った」老後の悲惨すぎる末路

夫婦2人が元気なうちにできるコト
週刊現代 プロフィール

伴侶を亡くしたあとには、月々の年金収入が激減したところへ追い討ちをかけるように、想定外の支出も増える。

たとえば、妻が先に亡くなれば配偶者控除がなくなるため、残された夫はむしろ夫婦二人が健在の時よりも、所得税と住民税を多く支払わなければならなくなる。図の夫婦のケースだと、税額があわせて7万4550円から11万9000円と、1・6倍にハネ上がってしまうのだ。

生活費も、ひとりになったからといって半分になるわけではない。光熱費や電話代、水道代はほとんど変わらない。ひとり分の食事を作るのが億劫になり、外食が増えるために食費がむしろかさむこともある。

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さらに、打撃を受けるのは日々の収入だけではない。事前の準備を怠っていると、虎の子の資産も目減りさせてしまいかねない。行政書士の宇田川亨氏が指摘する。

よくあるのが、株式の相続に失敗するケースです。株式を相続するには相続人が同じ証券会社に新しく口座を作って移さなければなりません。

よく「株式ではなく現金で受け取れませんか」と言われるのですが、証券会社の手続き上、不可能です。実際に相続人が受け取るまで3ヵ月ほどかかることもある。その間に株価が下がっても、指をくわえて見ていることしかできません。

ここ最近は、コロナの影響で価格が大きく変動する株も出ています。ある程度の年齢になったら、株は事前に手仕舞いしておくのが無難です」

この株高なのだから、大丈夫だろう―そう思って気前よく子や孫におカネを渡したり、資産の一部を生前贈与したりしていると、後悔することになるかもしれない。

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