TBS『日曜劇場 天国と地獄~サイコな2人~』HPより

舌を巻く「伏線」の連発…ドラマ『天国と地獄』の第7話に戦慄した理由

底の見えない深みがある

タイトルの意味がやっと判明した

1月期の連続ドラマで世帯視聴率のトップは『日曜劇場 天国と地獄〜サイコな2人〜』。前回2月28日放送の第7話までの平均値は約14.7%で、ダントツ(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。

底が見えぬほどの深みを感じさせるドラマだ。連続殺人鬼を推理するドラマなのに、その構図は最終回が近づいた今もほとんど分からない。それどころか、タイトルの意味がやっと判明したのは第7話だ。ダブルミーニングだった。

TBS『日曜劇場 天国と地獄~サイコな2人~』HPより

第1話で魂が入れ替わった警視庁刑事・望月彩子(綾瀬はるか、35)と、会社経営者にして連続殺人鬼と疑われる日高陽斗(高橋一生、40)の立場が、『天国と地獄』だと思われてきたが、それだけではなかった。日高とその双子の兄で、師匠こと東朔也(迫田孝也、43)の関係も『天国と地獄』だった。

兄弟は同じ母親・茜(徳永えり、32)から生まれながら、それぞれの半生は全く違う。日高はやさしくて事業も成功した義父・満(木場勝己、71)のお陰で何不自由ない生活を送ってきた。米国留学もさせてもらい、自分も起業し成功した。太陽のように輝かしい半生。天国だった。

 

片や実父の東貞夫(浅野和之、67)に育てられた兄の朔也は、貞夫が四方という男に騙されてしまい、多額の負債を背負ったため、幼いころから貧しい生活を送った。運動靴すら買えなかった。新月の夜のように暗い日々。地獄だった。

以下は考察も含むため、予断を持たずにドラマをご覧になりたい方はお読みにならないでいただきたい。

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