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石破茂も呆れた…あまりに退屈な「予算国会」とアホすぎる「野党の体たらく」

ツケを回されるのは日本国民
小川 匡則 プロフィール

定まらない政策と党内ガバナンスの欠如

大きな問題となった総務省幹部の接待問題でも山田報道官をやっと参考人招致したかと思えば、次の日には辞職したことで追及はあっさり終焉した。予算案可決後、武田総務大臣を直撃すると「まあ、調査も含めて全部ちゃんと(委員会に)出したからね」と余裕の表情だった。

予算委員会で「ゼロコロナ戦略」を提案する枝野代表 筆者撮影
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ある自民党閣僚経験者は野党の攻め方に疑問を呈する。

「答弁の不安定な閣僚を狙い撃ちして一人ずつ潰していくべきだった。今回、総務省の問題で武田大臣を攻め立てていたが、武田大臣の答弁能力は非常に高い。あれではいくらやっても倒れない。答弁が不安定だったのは野上農水大臣と岸防衛大臣。我々が逆の立場だったらその二人を集中的に攻めていた。野党はそういう追及のやり方をどうして学ぼうとしないんだろうね」

こうして政府を追い詰めることもなく、あっけなく衆議院で可決された。そのため、3日からの参議院での予算審議は事実上の「消化試合」になってしまった。

しかし、立憲民主党の問題は追及が弱いだけではない。

2日の予算委員会での質疑終局後、立憲民主党は共産党とともに「予算案の組み替え動議」を提案した(国民民主党も別途、組み替え動議を提案)。

その内容はコロナ対策で36兆円を追加すると同時に予算案の一部を削減し、差し引き31兆5千億円を特例公債で出すというものだ。

しかし、一方で立憲民主党は予算案と同日に採決された「特例公債法案」には反対している。

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